金融日記購読から約一年半が経つ。


俺が購読をし始めた2017年初頭は、既に恋愛工学の隆盛期を過ぎており、統計学等のアカデミックな内容や教育工学に関するトピックが冒頭の論文で紹介されていた。


そのため、恋愛工学を学びたかった俺は、「僕は愛を証明しようと思う。」を何度も読み返しつつ、過去の恋愛工学に関する重要なバックナンバーをつまみ買いし、現在に至っている。


こうしてつまみ買いをしていたところ、郷田ゴーさんの「今さら聞けない本当の恋愛入門」や、金融日記239号「ラブレター・ルーティーンの実証研究」などと出会い、ラブレタールーティンを試行してみたくなった。


このラブレタールーティンとは、あらかじめ書いておいた手紙を、ターゲットに事務的にサッと手渡すという単純なアプローチである。


声をかけて、少し話をして、自分の電話番号を紙(ポストイット、レシートの裏等)に書いて渡すブーメランとは異なり、全く初対面の相手に対し、いきなりラブレターを渡すというぶっ飛んだアプローチである。


しかし、上記書籍の著者である郷田ゴーさんや、金融日記の論文の投稿者である田螺さんの実証研究によると、想像以上のヒット率が統計的に導き出されていた(具体的なヒット率は著書及び論文を購入のうえ、ご覧いただきたい)。


これは試してみる価値があると思い、さっそく手紙を購入して、いくつかラブレターを用意してみた。


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書いた内容は以下のようなものである。郷田ゴーさんの著書を参考に自分なりに英訳した。



I think you are suprised to have this letter suddenly.
My name is ○○. I am working at a Japanese company in this country.
I am so impressed at your cute smile last time.
I am a ordinary man who likes reading books and listening music.
I want to be your friend and talk to you over some  coffee.
I am so happy if you send me a message.
Thank you for your kind reading.
○○(電話番号)



同じ内容のものを手書きで用意したのは骨が折れたのだが、ひとまず4枚書いて、以下の通り発動してみた。


①StarbacksのA級女子店員

②高級ホテルのS級コンシェルジェ

③国際空港のA級レセプショニスト

④高級ホテルのA級コンシェルジェ


結果、すべてスルー(笑)。
何の音沙汰も無し。現実は厳しい。


試行回数が少ないので、単純に結果を導き出せないが、今現在のところ、手応えが全く無い。


●反省・考察
まず、郷田ゴーさんの著書では、ターゲットに近づき、事務的に渡して終わりという「試行」が紹介されていたが、俺の場合は、まず少し話した後にラブレターを渡していた。
そのため、「少し話す」という要素を除外して、純粋にいきなり堂々と渡し切るというアプローチをとっていきたい。
なぜなら、かなりレベルの高い女子に話しかけているので、話している途中で、あまりの緊張から(笑)、目を逸らしたり、顔をズラしたりしてしまい、ベータの印象を相手に与えている懸念があるからである。
そのため、数十秒感だけでも勇気を出して、アルファ感たっぷりで堂々と胸を張りラブレターを渡してその場を去るというアプローチの方が効果的なのではと思うからだ。
むしろ、話をしてラブレターを渡すくらいなら、普通に「もう行かなきゃ。また話したい。電話して。」といったようにブーメランをした方が反応が良い気がする。


まだまだ実験が始まったばかりなので、もう少し数をこなして、検証をしていきたいと思う。