先日、会社のお世話になった先輩の送別会があった。


俺は、以下の記事で書いたとおり、飲み会にはほとんど行っていない。自分のお金、時間、気力、体力をどこに投下するのかを冷静に考えた時、ほとんどの飲み会は自分のリソースの無駄遣いになるからだ。


○会社の飲み会を断るということ

http://blog.livedoor.jp/atsshow/archives/24077830.html



ただ、この先輩には本当にお世話になったのだ。俺よりも一回り年上のおっさんであり、人間味があって、人情も厚く、むしろ熱すぎて組織のプロトコル的には危なっかしいところもあるが(笑)(年下の俺がそう思うくらいなので)、とても良い人だ。


それは、仕事のイベントの真っ最中のことだった。深夜3時くらいだったろうか。俺はあまりの膨大な業務量にこんな時間まで残業していた。そして、自分の体力・気力は限界を迎えており、「もうダメだ」と心が折れそうになっていた。その時、コカコーラのペットボトルを持って「大丈夫?手伝おうか?」と助けにきてくれた。



そして、一緒に朝7時くらいまで励まし合いながら仕事をし、なんとか締切に間に合わせることができたのだ。



その時はまだ今みたいに鬱病が良くなっておらず、体調もまだまだしんどい時だったので、彼が来てくれなかったら、本当に深夜のオフィスで俺は潰れていたと思う。恩人だ。



だから、彼の送別会は参加したかった。経済合理的だとかなんだとかは一旦横に置いていて。人間の義を重視して参加した。




迎えた送別会当日。彼は無類のキャバクラ好きなので、二次会でキャバクラに行くことになった。


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実は俺も半年前くらいまではキャバクラに入り浸っていた。まだまだストナンもできておらず、初ゴールも生まれていなかったときだ。



その時は、とにかく横についた女の子の気持ちなど顧みずに、早々に腰に手を回し、身体を引き寄せてキスを迫り、性欲丸出しで、無料でエロいことができてラッキーという気持ちで、飲んで歌って、番号を交換した。



そして、一旦番号を交換したら、執拗なアポ取り。また会いたい、いつ会える?、飲みに行こう、今何してるの?、セックスしたい、こんな糞みたいなメッセージを送り続けた。そして、向こうからは「同伴ならいいよ」「仕事が忙し過ぎて会えない」「お店にくればいつでもまた会えるよ」という迎撃システムの発動により、ことごとく撃ち落とされていた。



今回の送別会で行ったキャバクラでは、今までとは大分立ち回りが違った。自分でも自分の変化に驚いたくらいだ。



まず、身体をベタベタ触らない。性的な会話をしない。目を見てゆっくり話す。



なんていうかいつものアポと同じだ。小学生や中学生のころの話、初恋の話、家族の話。家族をとても大切にする人なんだね、とても忙しくして一生懸命働いているけど、たまに孤独になったり不安になったりする時あるでしょ、といったコールドリーディング。そして、余裕を持ったディス。



気づけばラポールが形成されている。



そして、今日は送別会でここに来たんだけど、普段はこういったところに来ないんだ、でも君とまた話してもっと君のことを知りたい、どうすればいいかな?と伝える。



すると、本当に仕事が忙しいの、(スケジュールを確認して、)でも日曜日なら短時間だけなら会えるわ、との回答。(俺はいろいろ予定があって三週間後の日曜日しか時間が取れないので)、最短で三週間だね、もし君が三週間経ってもも俺のこと覚えていたら、その日にスタバいっておしゃべりの続きをしよう、と番号交換した。彼女からは、スケジュール帳にあなたとの約束を書いたわ、とのメッセージが翌日送られて来た。



とはいえ結局、先の話だし、このアポが流れる可能性もある。そこは重要じゃない。



重要なのは、キャバクラでの女の子への接し方、マインドセットが今までの俺とは随分異なっていたことだ。



身体を一時的に触って、「無料で若くてかわいい女の子に触れて幸せ」みたいなマインドではダメ。普通に考えて、いくら仕事とは言え、会ったばったかりの酔っ払いのお客さんにガツガツ来られたり、ベタベタされたら恐怖だろう。とはいえ、お客さんに失礼なことはできない。彼女たちも大変なんだ。



キャバクラの女の子というフレームを外して、ひとりひとりの男女として、自然とまたお互い会って話したいと思い、思われること。思われなかったら、いくらメッセージを送ってもアポは成立しない(リピート客になったり、お金を積めば話は別かもしれないが、それは全く俺の目指すところとは違うのでここでは論じない。)。



それでいいのだ。仮にアポが流れたら、俺が彼女を本当の意味で魅力できていなかったということだ。それでなんの問題もない。また既存のLTRとセックスしたり、ストリートナンパから調達する努力をするだけだ。



ただ、こうしたフレームでキャバクラに臨めば、お客さんと嬢との関係ではなく、男女としてアポが組めて、ゴールできるかもしれない。



金融日記で、アキさんをはじめ、キャバクラを出会いのエンジンとして投稿していたプレイヤーがいて、にわかには信じれなかったのだが、おそらくこういうことなんだと思う。普通に男女が出会ったとのフレームで接し、アポを組んで、シュートを打っているだけなんだろう。



彼女はこんな風に話ができたのはあなたが初めて、あなたは他のお客さんと全然違うと言っていた。だが、女の言葉に意味はなく、俺も今までのキャバクラ嬢と比べて彼女は「This time is different」と言うつもりも無い。



ただ、少し期待してしまっている自分がいる(笑)。だって、彼女はAクラスだったのだから。