Aクラスの既存女子を2人同時に失うという「6月事件」があってからというものの、敗戦が続いてる。


・キャバ嬢(後日ブログUP。以下記事で連絡先を交換した女の子)
http://blog.livedoor.jp/atsshow/archives/24438597.html


・日本人女性(15年間、非モテコミットしていた女性)
http://blog.livedoor.jp/atsshow/archives/24909054.html


・IoD女子(アポ中にケータイいじる、あくびするなど、Indicator of disinterest出てた女子)
http://blog.livedoor.jp/atsshow/archives/24923628.html


6月事件以降、ゴールはゼロだ。約一ヶ月もセックスしていない(泣)。


さらに、ここのところ、夫婦関係も良くなく、精神を削られている。言うまでもないが、お金・時間・気力・体力といったリソースは有限なので、限られた自分のリソースは勝利に繋がるアポに投入したい。だから、敗戦なんかしている余裕は俺にはないんだ。


今回のアポは、IoD女子との再戦だった。前回(2週間前くらい)のアポでは、好意を伝えてハンドテストしたものの、キストライは失敗。IoIが出ていなかった(むしろあくびをしたり、ケータイをいじる、横並びを拒否するなど、IoDが出ていた(笑))。それでもキストライまではしたので、2回目のアポが実現した時は、勝率はそれなりにあるのではと考えていた。


なぜなら、一度好意を伝えシュートを打った相手と再戦が組まれた場合、俺の勝率は100%だからだ。分母・分子は二人だけだけど(笑)。


この子に限らず、ここ最近は、女の子と文字通り「試合」をしに、切羽詰まってアポに臨んでいたと思う。トークの段取りやゴールから逆算されたロジを細かく紙に書いて準備し過ぎて、それが会話を機械的にし過ぎてしまったと反省している。用意したルーティンを発動することが目的となってしまい、言葉が上滑りになっていたことだろう。


なので今回は、目の前の女の子とお互い笑顔でリラックスして、楽しくて素敵な時間を過ごそうというフレームで臨んだ。




19:00 キックオフ


初ゴールを決めた、プロトコルのビアバー。彼女は赤ワイン、俺はビールで乾杯。


残念なことに、L字席が無くなって、すべて対面席に変更されていた。改悪だよ。新しい店のリサーチが必要。


最初の1時間くらいは、笑顔で、彼女と楽しい時間を共有しよう、というマインドセットで会話をした。下手なスクリプトは使わない。お互い凄いリラックスして楽しく話せたと思う。


笑顔でワインを飲んでピザをかじる彼女は、とてもキレイだった。整った顔立ち、少しキツめな目。そして、セクシーなインナーに大きめのジャケット。彼女と楽しい時間を共有できていることが嬉しかった。




20:00 ディープな話へ


ラポールを築き始めている手応えを得たため、徐々に彼女の深いところに迫っていく。前回敗戦した時は、彼女はあまり自分のことを話してくれなかった。


彼女はお父さんの会社で働いていたのだが、喧嘩別れして以来、もう3年以上仕事をしていないらしい。お父さんはとてもtraditionalな人で、彼女の事業提案などを全く聞いてくれなかったこと。そして彼女が辞めたあと、彼女のアイデアをすべて盗んで事業をして、とても悔しかったこと。


お母さんともどうやら問題があったらしく、コミュニケーションがとれていないこと。誕生日にメールが来たらしく、「どんな気持ちでメール送ってくるんだろう」と怒っていた。


この3年間は定職に就かず、友達と会ったり、ジムに行ったりして過ごしているらしい。会社のために働きたくないらしく、自分のために働きたいという価値観を持っていること。要はプータローか(笑)。


彼女自身が抱えているいろいろなフラストレーションを話してくれた。前回のアポでは無かったことだ。


俺はただ彼女の話をフンフンと聞き、彼女のスタンスを理解しているよ、肯定するよ、という態度で接した。コールドリーディングも使った。彼女はとても嬉しそうだった。凄い心の距離が近づいた気がする。


こういうときにL字やカウンターじゃないと触れなくて辛い(泣)。




21:00 改めて好意の伝達


彼女とこうして話するのは俺にとって、とてもcomfortableであること、こうしてまた会えて楽しく話せてHappyであることを伝えていく。


金曜日の夜のビアバー。店がとても混んで騒がしくなってきたので、もう少しゆっくり落ち着いて過ごせるところで話さないかと提案。


彼女は車で来ているので、彼女の車で別の街に移動することを狙った。移動中にホテル打診することを視野に入れた提案だったが、この近くのお店(ショッピングモール内)にしようということで拒否される。


よくよく考えると、自家用車で来る相手にホテル打診をするのはかなりハードルが高いのではと思った。だって、彼女に運転させてラブホinするわけで、女の子に決断させることになってしまうから。


ということで周辺のお店で飲み直すことに。会計は3000円。





21:30 移動中にベータ化


店を出て、彼女とハンドテストしようと思ったが、カバンを持って防御されている。


一番の失策は、2軒目のプロトコルを俺は用意していなかったことだ。どこの店が良いのか決断できずウロウロし、ベータ化してしまった。彼女から見た俺はダサかったろう。


この次の店を探して移動する間に、一軒目で作り上げたラポールが弱まってしまった。





21:40 2軒目


タイ料理のレストランで一杯ずつ頼み乾杯。お店の人が気を利かせてくれて、静かなL字席に案内してくれた。


移動中にベータ化してしまったので、頭が働かず、会話の言葉が出てこない。一言話しては、会話が終了という状況が続く。


ぶっちゃけ俺は帰りたかった。なんていうか、せっかく作り上げたラポールが壊れてしまった気がするし、何より一軒目の酒が効いて頭がうまく回らない。ここでも強めのアルコールを飲んでしまい、酔いが思考を邪魔する。


でもここでマイナスな空気を作るのはプレイヤーとして失格だ。もう22時を過ぎたので、チンタラしている暇はない。ボディタッチは警戒されている。こんなとき、どんなことを話せばいいんだろう。村上春樹ルーティン、運命ルーティン、未来ジャンプルーティン、ダブルバインド、セレンディピティルーティン。いや、こんなスクリプトを使ってもマインドが乗っからないから上滑りになる。


俺は「よし!」と気合を入れ、新たなアプローチを実験してみることにした。





22:30 ストレートに行こう

logo

俺は、正直な気持ちを伝えたいと前置きして、ストーリーを入れつつ、「I LIKE YOU VERY MUCH」「I WANNA BE WITH YOU」と相手の目を力強く見て何度も伝えた。超ストレートだ。


ラポールが崩れ、警戒していた彼女がなんとも言えない表情になる。流れが変わる予感がした。


彼女は無言だ。どうして黙ってるの?なぜ何も答えてくれないの。君の気持ちを聞きたいと伝える。


彼女は、「本当にありがとう。あなたの気持ちが嬉しい。でも、私は過去にいろいろあって慎重になっているの。あなたのことをもっと理解しないと先に進めないの。だからもっと時間が必要なんだと思う。あなたとはまた会いたい、また話したいと思っている。」と答える。


しばらくこのやりとりをして、タイムアップ。彼女は硬かった。





23:00


俺と彼女がショップモールの入り口に着いたとき、彼女から抱擁してきた。ありがとうと彼女は言った。俺もありがとうと伝え、別れた。その後お礼のメッセージが来たが、俺は適当に返して彼女を非表示にした。ストップロスだ。


今後何度もあって時間をかければ彼女のディフェンスを突破できるのかもしれない。でも、そんな不確実なことに突っ込めるリソースは俺にはない。





● 今回の学び


○ お互い楽しい時間を過ごそうというフレームで臨んだのはとても良かったと思う。お互い笑顔が耐えなかったし、ラポールを作るのに有効だと思った。今まではルーティンや恋愛工学的なものに凝りすぎて、少し神経質になり過ぎていたと思う。


✕ メタゲームとして、彼女とのアポは合理的だったのか。自家用車で来ることは予想できた。彼女の自家用車に乗って、彼女の運転でホテルインすることのハードルを認識できていなかった。また、これだけ慎重な硬い女性という予想もついていたのに、過去二回再戦からゴールできたからと言って、少しゴール率にバイアスをかけてしまっていなかったか。


✕ 同じショッピングモール内でうまく立ち回れる2軒目のバーを探しておく必要がある。ウロウロ自信をなさげに歩き回ってベータ化したのは大失敗。


✕ 一軒目、店の突然のレイアウト変更とはいえ、やはり横並びかL字はマスト。リサーチが必要。


✕ 酒に酔うのは駄目だ。集中力や思考力がなくなる。できるだけアルコール度数が少ないものを選び、飲むペースも女の子を見ながら慎重にコントロールしたい。酒を飲みにアポに臨んでいるわけではない。





● 今後の抱負


アポに参加するときのマインドセットについて、ブレイクスルーを感じた。これはナンパも同じで、「ねばならない」「このルーティンを発動しなければ」みたいに勝手に自分にプレッシャーをかけるのは止めたほうが良い。ポジティブな空気で笑顔で接するのが一番大切なのだろう。


6月事件以降、四連敗。セックスは遠いが、俺は諦めない。だって、3月には、鬱病治療しながらも、十年ぶりに新規女性とナンパからゴールできた実績が俺にはあるのだから。大丈夫。俺はできる!