同僚A君は、地蔵王だった。


そんなA君が、伝説的なゴールを残して、日本に帰国していった。俺は彼の勇気と情熱に大いに刺激を受けた。


これからも俺は抑鬱状態になったり、不安発作に襲われたり、仕事も恋愛活動も「もうダメだ」と思うことはあるだろう。一度、本格的に鬱病をやってしまった以上、それは仕方のないことなのだと思う。最近はメンタルが良くなくて、頭が重く、時折涙ぐみそうになってしまっていた。


だが、今回のA君の伝説的なゴールに勇気と情熱を分けてもらった。彼のプレイに大いに刺激を受けつつ、自分が今まで自分自身の努力で勝ち取ってきたゴールや達成してした仕事を思い出し、「あのとき、どん底からあそこまでやれたんだから絶対なんとなる。大丈夫。」といつでも思えるように、この記事を書きたい。




1 A君について


3月に、同僚との華金トリオナンパとのことで以下記事を書いた。


華金トリオナンパ 〜友達のナンパから、多くを学ぶ〜


A君は職場のエース。仕事はめちゃくちゃ鋭くて、スピーディで、語学力も高く、とても尊敬できる男だ。同世代だが、仕事レベルとしては、俺よりも間違いなく高いと思うし、彼みたいに仕事できるようになりたいといつも思っている。


しかし、こと恋愛活動においては、彼はからっきしだった。女の子とディナーに行っても健全トークに終止し、回数だけ重ねて友達フォルダ。非モテの代表格みたいな恋愛をしていた。そして、このブログの時、彼は初めて酔った勢いでストナンしたものの、それ以後はTinderを使って、ネトナンからのセックスを中心に活動していた。それでも、Tinderでは4ヶ月で5人くらいとゴールしたようで、素晴らしいことだと思う。俺も彼のTinderでの立ち回りを見て、Tinderを始めたことをここでこっそり告白する。


この3月以降も、何回か一緒にご飯を食べたあと、軽くストナンしたことがあった(彼は俺が恋愛工学生ということは知らない)。その時も基本地蔵だし、声かけしない言い訳をめっちゃクリエイティブに話すし、激励の後に声かけに行っても、「ダメでした」と一瞬で諦めることが多かった。


そんなA君が、異動により職場を去ることになった。彼の帰国3日前に、華金トリオナンパの3人組で、夕食を食べに行った。そして、夕食後、ストナンをすることになる。


伝説的な夜の幕開けだ。




2 A君、伝説的な夜


A君は最後だというのに、相変わらず地蔵気味だった。1時間くらいウロウロして、A君の声かけはゼロだった。


夜9時前。A君は、「ああ言う営業の子にも声かけていいもんなんですかね?」と俺に聞いてきた。そこには、不動産の営業で街に立っている女の子が居た。可愛いらしい子だ。B+だろう。


俺は、「Why not!? You can do it!!」と後押しし、彼は声をかけにいった。


A君は勇気を出して彼女に話しかけ、笑顔でオープン。10分くらいとして良い空気で会話をしていた。二人とも終止笑顔で雰囲気がとても良い。ラポールが築けていたと思う。


そして、なんとA君がバンゲしているではないか!初のストナンからのバンゲだ。俺はハイタッチしてA君を抱きしめた。彼は額から汗をたらし、びしょびしょだった。とても緊張したのだろう。多汗になるのは正常な自律神経反応だと思う。


「もうすぐ彼女仕事終わるらしいんで、このあとコーヒー行くかもです」


A君はそう言いながら、再び3人でサージングを再会した。


それから間もなく、韓国人女性二人組を俺が声かけし、バーに連れ出し、女2対男3でビールを注文して乾杯しようとしたとき、A君は「彼女から連絡来たので、会ってきます」と言って颯爽と立ち去っていった。


俺ともう一人の友人B君は、韓国人女性二人組(観光客だった)とは1時間くらい話したが、今ひとつ盛り上がりにかけ、二杯目をおかわりせずに逃げられてしまった。心なしか、彼女らは立ち去っていったA君と話したそうだったように思える。それほど、A君のテンションは高かった。こんな情熱的なA君を見たのは初めてだった。


その後、A君は夜中一時くらいまで彼女と飲み、解散したらしい。シュートは打たなかったものの、翌日の夜にまた会う約束をしたとのこと。



そして、帰国2日前。



A君は彼女とニ夜連続で会った。アポの詳細は聞けていないが、この日はシュートを打ったものの、ゴールはできなかったらしい。しかし、また翌日会うかもとのことだ。俺は、「性的な意思を示して、また会えた場合は、最後まで行ける可能性が高いですよ。」と恋愛工学的なアドバイスをした。


彼女は二人の子供を持つシングルマザーのようだ。ニ夜連続でA君と会っており、A君が帰国直前ということを知っている。しかもA君はシュートを打った。俺は、会えば必ずゴールできると確信していた。



帰国前日。



A君は彼女と三夜連続で会い、彼女はA君の家に泊まり、見事にA君はゴールを決めた。彼は翌日の朝早いフライトだったから、最後の最後までゴールした彼女と一緒にいたのだと思う。


彼が空港から、「昨夜、セックスできました」とのメッセージを律儀に俺に送ってきてくれた(笑)。俺は、寝起きの抑鬱感と戦っているところだったが、このメールを見て、身体中がとても熱くなった。


彼は、初めてストナンからバンゲして、それからすぐに三夜連続でアポし、最後にゴールを決め、そのまま彼女と朝まで過ごし、荷物をまとめて日本に帰っていったのだ。


辞令による帰国だから、もうこの国に戻ってくることはない。彼女もそれをわかっていて、A君に股を開いた。こんな素敵なことがあるだろうか。彼女にとっても、A君にとっても、素晴らしい三日間だったのだと思う。


まるで映画を見ているようだった。




3 情熱と勇気


今回のA君は、帰国直前ということもあり、かなり声かけの時に気合が入っていた。失うものはない、これが最後、というマインドセットで勇気を持って声かけできたのだろう。


そして、韓国人女性を連れ出した時も、とてもテンションが高く、俺は圧倒されていた。思うに、彼は初めてのストナンからのバンゲ、同日のアポ実現、3日後の帰国という時間制限と、自分自身に対してとてもエキサイティングになっていたのだと思う。目がキラキラと輝いていた。


そして、絶対にゴールするんだという三日間連続のアポ。Tinderでゴールを決めていた実績も功を奏しただろう。ストナンでも、ネトナンでも、会ってしまえば、後のゲーム展開は同じだ。彼の成果に心からハイタッチだ。


ふと自分自身に目を向けてみる。最近、仕事も恋愛も家庭も、スランプだ。


情熱の欠如 ~ 初級プレイヤーが経験するスランプ ~


抑鬱感や不安感に負け、仕事でもメンタルが逃げになっていた。毎朝、頭の重さと定まらない思考に苦しんでいた。確かに右肩上がりの人生なんてない。自分自身には足りないところだらけだし、器もめっちゃくちゃ小さい。認識してる。でも、前を向いて人生の日々を楽しんで行きたい。そのためには、一日一日に情熱を持って、生きていく必要がある。


俺は、鬱でもう死のうかと思っていた時期を超え、初めてのストナンし、バンゲし、国際Aマッチで初ゴールし、Aクラスも攻略し、LTRを作り、着実に実績を残してきた。これも全て、努力、勇気、情熱の結果だ。行動したからだ。


仕事も、抗鬱薬漬けで、デスクに座ってひたすら地蔵していた二年間から、小さなことからコツコツと取り組み、大きなプロジェクトにアサインされてやりとげ、ある分野では「プロ」と周囲から言われるまでに力をつけてきた。途中、何度も不安感で死にそうになって、抗不安薬を飲んだこともあるし、精神科医の産業医に泣きのメールを打ったこともあった。でも、逃げずに向き合って、仕事してきた。


今ではジムにも行くようになったし、自分自身のお金、時間、気力、体力といったリソースをどう使うべきか、しっかりと考えるようになった。


俺も確実に強くなっているはずだ。抑鬱感や不安感により、突然、レベル1の仕事でさえ、とてつもない壁に思えて、気絶しそうな精神状態になることもあるが、大丈夫だ。俺は経験してきたし、結果を残してきたんだから。


A君の伝説的なゴールと、今までの自分自身の行動と成果を、いつでも思い出し、いつでも上を向きたい。




A君、Congratulation!! You are the man!!


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