彼女に声をかけて、ゴールしたのは去年の秋だった。


そして、俺は彼女を傷つけてしまった。
今思い出しても、申し訳ない気持ちになる。


今日はそのことについて思い出しながら書きたいと思う。







去年の秋。






俺はいつものようにストリートで声をかけていた。
彼女とすれ違い、俺は走って追いかけ、運命トークで声をかけた。
そして、連絡先を交換して、アポを取り、いつものプロトコルでプレイし、ゴールした。





ゴールしたあと、彼女は「私、処女なの」と言った。





俺は、まさかと思ったが、彼女の話すストーリーから彼女が処女だったことを確信した。彼女は痛がっていたからだ。



彼女は25歳だった。Aクラスではないが、外見も決してブスではないし、胸も大きかった。




俺は「どうして今までそういうことをしてこなかったの?」と聞くと、「結婚する人ではないと、そういうことをすべきでないと考えていたから。」と彼女から言葉が返ってきた。





その後、何度かあってセックスして、LTRになった。





しかし、最後にセックスしようとした時、彼女は頑なに結ばれるのを嫌がった。それ以外は許してくれるが、結ばれるのだけはどうしても嫌だと言う。





思い返せば、今までもそうだった。彼女は結ばれるのを嫌がっていた。





俺は気がついた。彼女は結ばれる行為に対して、強い痛みを感じていたのだ。身体的な痛みである。





最初にゴールしたとき、俺は彼女とジャンクなセックスをしてしまった。その日はお酒も飲んでいて、身体が言うことを効かなかったということと、セックストリガー理論から外れないためにも、なんとか最後まで行く必要があると思い、自分本位になってしまって、ジャンクになってしまったのだ。





彼女はその時処女だったのだから、痛かったはずだ。そして、それ以降も同様のジャンクな行為をしてしまった。




その時の痛みが強く印象に残ってしまっているため、結ばれるのを頑なに拒んだのだ。




俺は彼女に本当に申し訳ないことをした。彼女はまだ20代半ばで、これから様々な男性との出会いがあるだろう。セックスは、決して性欲を満たすためにあるのではなく、男女がお互いを理解するため、お互いに幸せになるため、分かち合うためにあるものだ。お互いが幸せを感じるための一つのステップなのだ。




そのセックスについて、とても痛いもの、という印象を植え付けてしまったことに対して、心から申し訳ないと思っている。




俺は、彼女に「痛かったんだね」と聞いた。彼女は明確に返事をしたわけではなかったが、俺は理解した。そして、謝罪を告げた。彼女も理解してくれて、それ以降、緊密にメッセージをやりとりしていた。彼女は俺のことを好きでいてくれていたのだ。












そして、その3日後。俺はフィールドワークをしていた。我ながら呆れる。


そのフィールドワークの現場を彼女に目撃されてしまったのだ。




スマートフォンが震えたので見てみたところ、


「私は今○○(私がいる場所)にいる。」
「今どこにいるの?」
「電話してほしい?」



俺は状況を理解して、電話をかけてみた。



すると、



彼女:「今○○にいる。」
私:「〇〇にいるの?俺も○○にいるよ。」
彼女:「あなたがベンチで女の子と話しているのを見たの。黄色い服を来ていた彼女は誰?」
私:「あぁ、彼女は仕事のカウンターパートの一人だよ。偶然会って、話をしていたんだ。」
彼女:「その後、あなたは、赤い服を来た女の子に声をかけて話をしていた。彼女は誰?」
私:「彼女は知った顔だったから話かけたんだよ。」
彼女:「本当に?(泣き出す)」





みたいな感じのやりとりをした。





黄色い服の子から赤い服の子までの間に、俺は複数人に声をかけていた。


その後、俺から彼女に連絡をしても、彼女から連絡が返って来ることはなかった。彼女の悲しそうな泣き声が耳に残っている。



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彼女の目には、フィールドワークをしている俺の姿がどう見えただろう。


彼女は、セックスを許した相手がこんな男だったと知って、ひどく悲しんだに違いない。


彼女はこの先、男性不信になってしまうかもしれない。


俺のせいで、セックスは痛いものという恐怖心を持ち、男性は信じられないものという猜疑心を持ってしまったことだろう。





彼女は心の美しい、とても素敵な女性だ。
幸せになってほしいし、俺は彼女に喜んでほしい、幸せな気持ちになってほしいと真摯に向き合ってきたと信じている。



しかし、彼女はそう思っていないだろう。俺は、一人の女性を深く傷つけてしまったのだ。



俺は一体何をしているのか、とても悩んだ。
もう活動をやめようと思った。


しかし、それでも悩みながら進んでいくしかないのだと思う。
俺は、自分と一緒になってくれた女性の、とても嬉しそうな素敵な笑顔もたくさん見てきた。



「ありがとう。今日はとても素晴らしい夜だったわ。本当にありがとう。」
という言葉を聞いてきた。



少なからず、幸せを感じてくれた女性もいたはずだ。
何より、俺はまだこの活動を続けていきたいという確信を持っている。




これからも様々なことがあるだろう。
でも、歩みを止めてはいけないのだと思う。



悩み続けながら、歩き続ける。
今はそう考えている。