ここ最近、訳があって、なかなかストリートで声かけをすることができていない。


この理由は物理的なものだ。それによって、ストリートに出るという行為の精神的コストが高くなってしまっている。事実として、現実のフィールドでの声かけ数をしっかりと積み重ねることができていない。ストリートナンパは、なんといってもメンタルヘルスに前向きな作用をもたらすので、意図的に繰り出したい。ストナンのテコ入れが、今の課題である。






他方で、ストリートに出なくても女性にアプローチする手段はある。今のインターネットの時代には男性と女性を結びつける「マッチングアプリ」と呼ばれるものが存在する。
Tinder、ペアーズ、Omiai、Withなどが代表的なサービスた。



これらのマッチングアプリの仕組みはとてもシンプルだ。スマホの画面に表示される女性に対して、「いいね」や「ライク」をするのだ。女性ユーザーもスマホの画面に表示される男性に対して同様のことを行っており、お互いがお互いを「いいね」「ライク」した場合、それはマッチングとなり、互いにメッセージのやりとりができるようになる。



サービスのプロバイダー側としては、このマッチングを促進するためのオプションを売って課金収入を得たり、男性側に女性からのメッセージを開封する権利を売ったりしている。



さて、マッチングしたとはいえ、相手は会ったことも無い人間だ。書かれているプロフィールや写真がどこまで現実に即したものなのかの保証はどこにもない。相手がどんな人なのかを見極めるため、メッセージのやりとりをしていくことになる。



そして、メッセージのやりとりの果てに「では一度会ってみましょうか」ということになる。もちろんリアルで会わない限り、本当の意味での男女関係が始まることはない。



さて、このマッチングアプリでやりとりしていた相手と現実世界で会うときに、果たしていきなり飲みに行くのが、食事に行くのが自然なのだろうか。



俺はそうは思わない。



思っていた相手と全然違うということもあるだろうし、リアルで会ったことのない相手とレストランで食事をするのは突然感が強いと思う。



そのため、まずは短時間お茶をしたりして、簡単な「顔合わせ」をするのだ。この顔合わせが、さながら就職活動の面接のようなので、界隈では「面接」と呼ばれている。


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もちろん、お互いがお互いをスクリーニングするので、基本的には立場は対等だ。しかし、男性側としては、アポイントメント同様に、自分がスクリーニングする立場だという強いフレームをセットして臨む必要がある。



さて、そんな面接を、ここ最近5件行ってきたので、その結果と反省をここに書いておきたい。分析してフィードバックを得なければ、自分の貴重な時間とお金を投下した意味が無い。なんとなく面接をするわけにはいかないのだ。



俺自身としては、ストリートナンパという行為を通して自信を取り戻していったという実体験があり、どこまでいってもストリートが花形という固定観念がある。そのため、マッチングアプリを経由した出会いというのは腑に落ちない点もある。なんというか、ズル、邪道、というイメージだ。


しかし、いろいろと物理的な制約がある環境に置かれているので、マッチングアプリを活用せざるを得なかった。何より、セックス不足は、あらゆる面にマイナスの影響を与えるので、出会いのエンジンとして活用せざるをえないのだ。



●1人目

20代後半・Bクラス。アプリの写真よりも、肌が透き通った色白で、顔もスタイルもタイプだった。


彼女は最初から「セックスする相手」を探している印象があり、会ってしばらくトークしたあと、そのままゴールした。


彼女は事前に俺に対して、「会ってみてヤバイやつではなかったら、セックスしてもいいかな」くらいに思っていたのかもしれない。


最初にカフェでコーヒーを飲みながらお互いについて話し合うという「面接」を省略し、彼女の家の前で20分ほど立ち話をしただけだ。ACSも省略した形になる。


彼女は、俺以外にも、こうしたアプリで会った男性とセックスしたことがあるようだ。彼女に俺とセックスした理由を聞いたところ、「こういう行為(セックス)が好きなのとあとは現実逃避なのかな」と述べていた。


彼女とのセックスは、快楽的にはとても満足だったが、正直、自分が行動を起こして女性と出会い、相手を魅了してゴールするという、今までの活動で通ってきたプロセスが抜け落ちていたので、精神的に気持ち悪さを覚えた。




ただ、それでも彼女はその時はとても幸せそうだったし、世の中の幸福量が増えたという意味ではポジティブに受け止めたいと思う。


反省点としては、俺自身がこのような形で女性とゴールしたことがなかったため、どのように距離をつめるのか、等がわからず内心テンパってしまっていたことだろう。


どんな形であっても、堂々と落ち着き、余裕と自信を漲らせ、主導権をもって女性と接することができる男を目指したいと思う。


また、彼女はパッと見は普通の可愛らしい女の子だし、メーカーに務める真面目な社会人だった。話していても、彼女の応答はとても常識的だった。


このような子と、交通費などを除けばほとんど無料で会ってセックスできるので、しっかりとSTD対策をしつつ臨めば、マッチングアプリはセックス不足解消ツールとして有能なのではないかと思った。




●2人目

25歳。Bクラス。広告代理店の会社の営業。仕事終わりにお茶(面接)をした。彼女とは、仕事に対する考え方などで意気投合し、そのまま居酒屋に飲みにいった。


そこで、今までのアポイントメントでしてきたように、傾聴・共感を行いラポールを形成し、愛情ワクチンによる好意の伝達を行った。


店を出てからはハンドテストをし、「アポ中に話をしていた、彼女の飼っている犬に会いたい」という理由で彼女の家までタクシーで移動し、そのままSフェーズシフトでゴールした。あくまでも言い訳はこちら側が用意してあげる必要がある。


一人目とは違い、彼女は誰でも良かったわけではない。「犬を一目見たら帰ってくださいね」などと一定の形式グダは出していた。


相手がマッチングアプリ経由で出会った女性だったため、俺自身も「失う勇気」が強く持てており(ダメだったらストップロスでいいやというくらいの気持ち)、気楽にシュートを打ちゴールすることができた。


これくらいの気持ちで「失う勇気」を持ってシュートするのが良いと思った。「失う勇気」というものを重く意識しすぎても身体が固くなってしまうと思う。まあ、相手がAクラスであればそんな簡単な話ではないと思うが。




●3人目

27歳。B−。スタイルは良くて色白なのだが、顔がタイプではなかった。


彼女はとても仕事熱心であり、いろいろな自己啓発本をたくさん読み、ビジネスセミナーにも参加したりして、意識高い系であった。


これはシンプルな面接。スターバックスでコーヒーを飲みながら、仕事のこと、家族のこと、恋愛のことなどを話す。彼女の仕事の苦労に共感し、「そうやって前向きにがんばっているところが素敵だと思う」「こうして、○○と話せて良かった」と伝え、彼女のioiを確認。


駅の改札まで送ってくれた、とても性格の良いいい子だった。ただ、タイプではなく、また彼女からセックス不足の臭いが逆に漂ってきてしまったため、俺からセックスする気が起こらなかった。俺が面接で彼女を落としたという構図になる。


ただ、彼女の仕事熱心な姿勢からはエネルギーをもらったし、努力家の彼女がこの先、仕事で成功することを祈っている。




●4人目

ミドルサーティ。Bクラス。サーフィンやゴルフなど、アクティブな女性だった。


カフェで面接。こちらが主導権を持って接していく。しかし、トークの展開が悪かった。彼女から、「週末は何してるんですか」と聞かれたときの回答が、彼女にとってはイマイチだったようで、それから会話の主導権が彼女に移りはじめてしまった。


3人目の子のときのような、相手のioiを確認しつつ、タイムコンストレイントメソッドで切り上げるという別れ方にはならなかった。


俺としては、どんな相手でも、精神のタフさをもって、堂々と接していくことの重要性と、あらゆる質問に対して回答できる準備、自分自身の設定をする必要があるのだと実感した。机上の設定も詰めていく必要があるが、何より実務を通して磨いていく必要もあるだろう。


こうした気付きを与えてくれたという意味で、意味のある面接だったと思う。




●5人目

ミドルサーティ。B−。可愛らしい見た目なのだが、彼女からもセックス不足の臭いがした。また、流されやすい性格なんだろうな、というのが伝わってきた。彼女から意思の強さが伺えなかったのだ。


コーヒーで乾杯して面接をスタート。共感と傾聴でラポール形成。相手の話を引き出すようにして、トークをコントロールする。相手からわかりやすい「すごいモテそう」というioiを得た。そのあと、急遽クライアントと会うという形にして、タイムコンストレイント。


改めてディナーに行く約束を取り付けた。このままプロトコルの店でアポを開催し、改めてCフェーズ、Sフェーズと進めていくのが次回以降の展開だが、将来のことはどうなるかわからない。そもそも彼女のバリュエーションで、アポを組みたいという意欲が俺に湧くのかどうかも疑問である。


4人目とは違い、彼女からは面接後も頻繁にメッセージが来る。十分にAttractできた証左であろう。




以上のように、マッチングアプリは、とても手軽であり、月額費も一回のアポ代以下である。システム化すれば、マッチングプロセスも効率化できる。そして、5回会ったうち、2回ゴールと、ゴール率は40%であった。驚異的である。


ただ、課題としては、男としての魅力が磨かれにくいという点だ。ストリートで泥臭く声をかけて、ゴールまで到達したときの達成感は得られない。


もしかしたら、それはマッチングした相手にもよるかもしれないし、サンプル数が少ないため何とも言えない。



一層の研究が求められる。
また、レポートしたい。