イギリスは、美人の多い国だった。



女性は、雪のような白い肌、青い目、濁りのない綺麗なストレートな金髪。背が高く、スタイルが良い。さらっとコートを着こなし、ストールを巻いて、とてもおしゃれに見える。


男性もクールだった。メインストリートを闊歩する男性は背が高いやつばかりで、何より体格が良い。そのスタイルの良さを活かすようなシンプルなファッション。雄として強そうである。



さて、そんな中、遠隔ティンダーで事前マッチしたブリティッシュ・ガールと出張先でアポを敢行した。


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ティンダーの写真でははっきり顔がわからなかったので、事前にバリエーションができなかったが、待ち合わせ場所に行くと、確かに「白人美女」だった。B+。背は175くらいだろうか。足の長さが強調されるスキニージーンズに、トレンチコートを羽織ってきた。スタイルが良く、様になっている。



夜8時、アポ開始。



俺は「世界中の女が俺の女だ」という強烈なマインドセットをつけて臨んだ。フレームが強過ぎて頭がビリビリするが、身体からフォースが漲り、ポカポカしてくる。王者の笑み、王者の目線、王者の背筋ピンで堂々と接する。怖いものなど何も無い。



「思ってたよりも10倍かわいいじゃん。安心したよ。よろしく。」ミリオンダラースマイルで彼女を笑わせる。



先手必勝。軽く街並みを散策しながら、笑い合うポイントで背中を叩いたり、肩を掴んだり、早くもフィジカルにもアプローチしていく。



そして、滞在先のホテル近くのパブに入る。対面のソファーテーブル席だが、当然のように彼女の隣に座る。ソファーにレイバックし、脚を大きく組む。アジア人が珍しいのだろう、他の客は俺をジロジロ見てくる。王者の視線で、空間を支配する。俺はこの店で一番イケている男だ。服は上下ユニクロ、靴はニューバランスだが気にしない。




彼女とは地ビールで乾杯。マルゲリータピザを摘む。



彼女は、もともと、いろんな人と会ってみたいという志向があり、日本にも関心があったようで、俺からいろいろな話を聞いてみたいと思っていたようだ。最初から男女関係が意識されたアポではない。


外国人に日本の魅力を伝えるのは、国民としての草の根広報活動に繋がることなので、東京のこと、和食のこと、伝統工芸品のこと、サムライスピリットのことなどを伝える。


いつも通り、傾聴と共感を意識しつつ進める。仕事の話や家族の話。彼女はインバウンドビジネスのオペレーター。日中韓のクライアントは要求レベルが高くでとても苦労しているようだ。


俺は彼女の頑張りを肯定し、それでも強いパーソナリティを持ってがんばっていること、得体のしれない日本人の俺とこうして会って話そうと思って行動に移せる好奇心と冒険心があることを褒める。そして、彼女の内面が好きだと伝える。なお、今回は初恋の話や好きな男性のタイプといった話は組み入れていない。


終盤には、セレンディピティの話へ。彼女に好意を伝える。彼女はVery sweet of youと感激の言葉を述べる。俺は彼女の首筋に触れたり、肩に手を回す。


そして、日本のお土産を渡したいからホテルに来てと言って、会計。もちろん当然のように俺が全額払う。


店を出たのは夜10時。レストランを出た瞬間、当たり前のようにハンドテスト。彼女の手を恋人繋ぎする。彼女は大変驚き、「え?何!?なんなの!?」というような反応をする。


俺は、「良いなと思った子とこうやって手を繋ぐのは当たり前のことだよ」と告げるも、彼女はトレンチコートのポケットに両手を突っ込む。Cフェーズをクリアできていなかった。


彼女は、「本当に申し訳ないけど、私はロマンティックな関係を探しているわけじゃないの」と言ってくる。俺は聞き流す。ホテルはすぐそこだ。



ホテルに到着したが、彼女は部屋まで来ない。フロントで待っていると言う。堅い決意を感じる。



とりあえず俺は部屋に行き、日本の伝統工芸品の小物を持ってフロントに戻り、彼女に渡す。


彼女は感激していた。彼女の発言がvery sweet of you からvery kind of youに変わったので負けを理解。俺はホテルのフロントでそのまま彼女をハグ。そして、彼女の頬を両手で包み込むが、キストライはさせてもらえず。南無三。


彼女はありがとう、会えて話せて嬉しかった。と言葉を残し、ホテルを後にした。その後、追いメッセージを送るも、「ロマンティックな関係は不可」と断られた。




●反省と考察


俺はCフェーズどうこうではなく、そもそもAフェーズがクリアできていなかったのだなと感じた。


いろんな人と知り合いたいという彼女の好奇心が俺とのアポに繫がったのは本当だろう。しかし、俺に雄としてもっと魅力があれば、彼女を魅了して、ACSのレールに乗せる余地はあったのかもしれない。


白人の男達は背も高いし、身体もデカい。生物的なGood geneの差がある中で、我々アジア人はどうやって白人美女たちと戦っていけるのか。彼女からすれば、ヒョロガリのアジア人の子供は、同国民男性の子供よりも生物的に劣ると思うだろう。生存本能の問題だ。それこそサムライスピリット(精神面)で圧倒するしかないのだろうか。


メタゲーム的に、白人美女との勝率が一番高まるのは、日本へのインバウンド観光客だろう。就労や留学で在留している子たちでも良い。逆説的だが、白人美女とゴールを狙うなら、プレイするマーケットは日本にするのが良いのかもしれない。


全く歯が立たなかったが、とても良い勉強になったし、白人美女を自分の魅力で魅了して股を開かせるまでは人生終われないと思った。



●先輩からのアドバイス

・彼女がいろいろな人から話を聞いてみたいと言うのは詭弁。もっとストレートで良い。
→女の言動を真に受けるのは非モテ。堂々とストレートに口説くことの重要性を痛感。

・お土産を渡すというストーリーからのホテルの誘い方が素晴らしい。同様のアポを3回やれば、ゴールできるのでは。
→言い訳作りとしてはとてもキレイだったと思う。白人美女もスタティスティカルアビトラージだ。