新型コロナウイルスが猛威を奮っております。



日々、新型コロナウイルスに関する様々なニュースが溢れかえっておりますが、致死率、感染率等を冷静に受け止めて、ファクトベースで生活しましょう。



手洗いの徹底、人混みは避けるなどをしつつ、過度に心理的な恐れを抱くことなく、普通に生活していけば良いと思います。




コロナウイルスを考える 〜 正しく恐れよう 〜




さて、先日、東京の日系企業に勤める友人から連絡があって、それに対して思うことがあったので書きたいと思います。

彼が務める会社は、言ってみれば公務員のように安定した歴史ある日本の大企業で、離職率は極めて低い職場でした。




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(実際はトヨタではありません)



多くの社員は新卒入社で、定年まで働きます。給料は年功序列、出世も基本的に年功序列で、社員、主任、課長補佐、課長・・・のように段階的に上がっていきます。


労働組合活動も活発に行われており、不景気の影響を受けにくい業種で、まさに「安定した仕事」です。





そんな中で、彼はもがいていました。





彼は東京本社からニューヨーク支社に異動し、3年間ほど駐在し、海外で合理的な意思決定、さん付けで呼び合う風通しの良い職場環境の下で、駐在員ならではの裁量を持って仕事に熱中しました。


多くの受注も獲得し、大車輪の活躍をした後の東京本社への帰還。海外で培った経験を生かして、本社でもバリバリ働きたい決意を持っていたのですが、The 日本企業のガチガチの指揮命令・意思決定システムに身動きが取れなくなり、葛藤します。



「海外では、自分の秘書にやってもらっていた仕事を、東京ではまさに自分がやっている」
「社長や副社長に忖度してばかりで合理的な意思決定などなく、コメディーのような組織だ」
「裁量を持って働けない。何も仕事を任せてもらえない。」



1年前に会った時には彼は私にそう言っていました。



それでも、株価も安定しており、雇用の安定して仕事で、それなりの給与ももらえます。
大学生による人気就職先ランキングに入るほどの会社であり、世間的なステータスも高いです。


このまま働いていけば、時間はかかりますが、徐々に出世し、給与もさらに上がり、安定した暮らしができるでしょう。
人間関係の問題や不本意な人事異動など、組織で働く以上は当たり前の問題もありますが、客観的に見て、恵まれた職場・仕事であることは事実だと思います。








それから1年後。









彼から連絡があり、


「仕事辞めた。春からニューヨークで大学院に入って勉強する。」



彼は、毎日の東京の満員の通勤電車の中でコツコツ勉強し、英語と専門性を磨き、大学の入試試験に合格したというのです。



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「職場で上司に言ったら、みんな大慌てだったよ笑」
「自分のマインドを下げながら、今の仕事を続けるのがどうしても耐えられなかったからさ」



彼は続けます。



ゼロではないですが、離職率は低い職場です。



人間関係などから精神疾患を発症し、休職の末に辞める人等はいますが、勤め続ければ安定しているので辞めるインセンティブがありません。


それでも彼は志を高く持ち、毎日毎日努力を継続し、ニューヨークに再渡航して大学に入学というチャンスを勝ち取ったのです。







今の職場が嫌で、「転職したいなあ」等と思う人はたくさんいるでしょう。
今の生活が嫌で、「海外で暮らしてみたいなあ」と思う人もいるでしょう。



ただ、それは思うだけで、実際に目標期限を設定して、戦略を考え、実行プランを組み立て、あとは忠実に日々のやるべきことにコミットし続けることがないと、決して実現しません。



中途半端に踏み出しても続きませんし、不本意な結果となります。



彼は1年前に私と会って以来、GRITを持って、日々努力し続けたのです。



多くの人がテレビを見ているとき、晩酌しているとき、スマホゲームをしているとき、電車の座席で寝ているとき、付き合い残業しているとき、飲み会で上司の武勇伝や同僚の愚痴を聞いているとき、彼は爪を研ぎ続けていたのです。


当たり前なのですが、自分の人生を少しでも良くしたい、幸せになりたいと思ったら、行動するしかありません。



正確には、コツコツと行動し続けるしかありません。


GRIT ~ 足りないものは、熱意と情熱だ ~

Fake it till you become it ~ 自分に自信をつけるために ~



そんな当たり前のことを、今の自分はできているのだろうか、と考えさせられる瞬間でした。


そしてもっと当たり前なのが、自分の人生を良くする、自分を幸せにするのは、絶対に自分以外にはできません。



もっと自分を幸せにする、幸せな人生を送ることについて、真剣に考えて、コミットしても良いのではないでしょうか。



周りの目が気になってしまう自意識過剰性、どうせできっこないという決めつけ、湧き上がるクリエイティブなメンタルブロック、さまざまなものが行動を妨げてきます。



でも、待っていても幸せは絶対に訪れません。
小さな、小さな一歩で良いので踏み出してみよう、そう思えました。




何度失敗したって良いんですよ。


たくさん失敗しよう 〜 モテ = 才能 ✕ 失敗の数 ✕ 失敗の数  〜



昨日、彼の壮行会を二人でやってきました。
いつもは女性と一緒に行く、目黒のバーです笑。



男二人で、未来への努力について語りながら、乾杯するのも良いもんですね。





新型コロナの影響で、ニューヨークへの渡航に支障が出ないことを願っています。