新型コロナウイルス感染症の第2派が全国的に拡大してきた。


東京の夜の街の若者を中心に感染拡大が始まり、東京から全国に広がるインフラネットワークを通じて全国各地域へ感染が広がっている。



そんな中で、政府はGo To Travel等のキャンペーンをめぐって大混乱している。


今週の週刊金融日記で藤沢所長が冒頭論文で、政府に「なぜコロナ対策をするのか」のWHY(信念)が無いので一貫性にかけてしまい、今回のような「日本らしい」結果になってしまうという説明は非常に納得感のあるものだった。


今の感染者数は2週間前の感染状況のデータなので、Go toを7月22日から東京以外で実装され、さらに、緊急事態宣言のような自粛要請が出ていない状況を鑑みると、来週の今頃は東京は1日400人程度のオーダーになってしまうのではないだろうか。




週刊金融日記 第429号 日本のコロナ対策迷走でわかったWhy(=信念)のとてつもない重要さ 


週刊金融日記 第176号 Why(=信念)からはじめよ 


型コロナウイルス禍のメンタルヘルス 〜 なにより、生き延びよう 


今週は、「練習志向・練習思考」の記事を投稿しようと思っていたのだが、またしても新しいトピックが入ってきたので、「事実確認をして「白黒」つけること」「主観で悩み続けることを避けること」について書きたいと思う。


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ちょっと恥ずかしい話になってしまうのだが、ここ数日間の間、STD(性感染症)に感染したのではないかと思い、仕事に手がつかない事態に陥っていた。


デリケートゾーンの陰毛部分がチクチクと痒むのである。痒さの度合いも強く、我慢できず手で書いてしまうくらいの痒さだ。


いろいろとインターネットでリサーチした結果、所見から、「毛じらみ」なのではないかと個人的に見立てた。


そして、この病気についていろいろと調べていると、感染力の高さ、治療方法等、とても難しい病気だと理解した。


俺は当然ながらコンドームつけてセーフセックスしているが、毛じらみは陰毛感染であり、毛じらみ本体及び卵が殲滅されるまで複数回通院・検査しなければならないし、感染力が高く風呂やタオルを共通している同居家族にも感染する。


ケジラミ症の解説

週刊金融日記 第394号 誰もが知りたかった性病検査マニュアル決定版 



いろいろ調べていると、7月頭にザオラルからゴールした既存女子が頭に浮かんだ。


セックスが良すぎるので、俺以外の不特定多数の男性と交渉していることが予想され、「さもありなん」と思ってしまったのだ。


そして、インターネットに掲載されている症状に似ているから、きっと感染しているに違いないと主観で思い始めてしまった。こうなると、もう思考は止まらない。


人に感染させるのではないか、治療期間の行動はどうすべきか、クラミジアや淋病などの併発している感染症はないか等あれこれ思考が生まれた。


鬱病時代、自分の症状を勝手に解釈して、自分は胃がんなのではないか、自分がHIVなのではないか、等とあれこれ思考して、胃カメラとHIV検査を受けたときと似ている。


人生初の胃カメラ

エイズ検査も受けてみたよ


本件を先輩に相談した結果、「検査してみないとわからない」と判断し、即日に病院で検査を受けた。この行動力の速さは評価できる。


結果、医師から「所見なし」との診断結果をもらった。男性医師に陰部をあれこれ触られるのはとても恥ずかしかったが・・・。


時間は診察時間・通院時間を入れて1時間、費用は2000円くらいだった。医師の診断が出たので、精神的にはとてもすっきりした。



ここから学べることは、主観で悩み続けることはやめて、事実確認をして「白黒」つけることの重要性である。


主観であれこれ考えることによるメモリの無駄遣いを防ぐことにもつながるし、どこまで言っても「自分は毛じらみだと思う」という素人の個人解釈なのであって、事実は、専門家の診察・検査を受けなければわからないのだ。だったら、速やかに白黒つけるのが良い。



生きていれば、白黒つけたくても、つけられない難しい課題がたくさんある。


今回のように、白黒つけられることなら、コストを払ってでも事実確認することの方が、結果として正解だろう。


脳のメモリを守れ 〜 いつでもメンタルに余裕をもって生きるために 〜

自分にコントロールできることだけに集中すること  ~ やはり、すべての悩みは対人関係だった ~


あれこれ主観で悩んでしまっている時こそ、このエピソードを思い出して冷静になろう。